15 竹林整備から考える、竹と私たちの暮らし

密生した竹を切っては運び、陣地を広げていきます。
密生した竹を切っては運び、陣地を広げていきます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
シーズン:4月~11月末
対象:小学生~
所要時間:3時間
定員:20人~40人

概要

竹林は、手入れをすることでいろいろな生き物の住処になり、タケノコが採れる豊かな環境が保全されます。
古来から日本人の生活や文化において、成長が速く、軽くて丈夫で加工しやすい竹は様々な形で使われてきましたが、竹製品がプラスティックや金属に置き換わったこともあり、竹林の利用から遠ざかってしまいました。
その結果、竹が増えすぎて森林や畑を侵食したり、密生しすぎて荒れた竹林が増えて全国各地で問題になっています。
古い竹や折れた竹を伐っていく竹林整備の作業を通して、竹林との関わり方や竹の利活用を考えます。

モデルスケジュール

はじまりの会

==徒歩5分==

竹林整備(30分~1時間)

==徒歩5分==

筍汁の食体験(30分)

==徒歩5分==

解散

補足

会場は受入人数と竹林の状況に応じてご案内します。 ご希望によって、竹を使った芸術祭の参加作品を鑑賞したりエピソードを聞いたりすることもできます。

事前 学習

  • 日本(または自分の地域)の竹林分布を調べ、どれだけ資源があるか知る。
  • 竹でできた製品は何があるか調べ、自分の生活と竹との関わりを考える。

事後 学習

  • 竹の利活用を考える。
  • 希望に応じて竹を一部持ち帰り、作品制作にチャレンジする。