日本の国土の67%を占める森林。その保全管理をしている林業現場は、普段なかなか踏み入ることはありません。このプログラムでは、林業従事者の案内で北アルプス山麓の森に入り、間伐を見学します。その後長い時間をかけて育まれた一本の木の年輪を観察したり、のこぎりで枝や丸太を切って活用を考えたりする体験を通じて、天然資源の持続可能な活用やゼロカーボンの意味、自分たちの「つかう責任」について学びを深めます。
令和6年から導入される森林環境税の意味を理解するプログラムとしてもおすすめです。
◎多様な生物を育み、水を貯え、CO2固定機能を高める森林整備
里山を整備する目的は木材生産だけではありません。間伐作業等の森林整備を行うことで、森に光が入り、下草が生え、生物多様性や貯水機能が高まります。さらに間伐後数年のうちに、CO2固定機能も間伐前より向上することがわかっています。
シーズン:5月6日~11月30日
対 象:中学生・高校生
所要時間:3時間~
定 員:40~120名
価 格:税込 7,500円~/1人(事前オンライン学習2回分含む)
補足事項:※追加プログラムとして、クラフト制作や木こりとの交流などのご相談にも応じます。