03 未来のエネルギーを考える ダムと発電所めぐり

シーズン:通年
対象:中学生~高校生
所要時間:3時間~
定員:20人~80人

概要

高瀬渓谷では、揚水式発電のための巨大なロックフィルダム「高瀬ダム・七倉ダム」と、治水・発電・灌漑・水道水源を目的とした重力式コンクリートダム「大町ダム」があります。また、北アルプスを水源としたこの地の豊富な水を活かして、里でも小水力発電の取組が行われています。

モデルコースでは、マイクロ水力発電で発電の原理を学んだあと、巨大なロックフィルダムや実際に使われていた日本一大きなポンプ水車ランナを見学し、これからのエネルギーについて考えます。

◎高瀬渓谷電源開発の歴史
日本有数の豪雪地帯・北アルプスに源流を持つ急流河川である高瀬川は、大正期から水力発電に適した場所として注目されていました。大正11(1922)年には高瀬川第一発電所が完成し、第五発電所まで次々と建設され、この電力を使って日本で初めて国産アルミニウムが精錬されました。

モデルスケジュール

川上ミニ水力発電所見学(80分)

==バス移動20分==

大町ダムまたは七倉ダム見学(30分)

==バス移動20分==

東京電力リニューアブルパワー高瀬川事業所(30分)
「日本一大きな水車ポンプランナ」見学

補足

ご希望の時間やテーマに応じてアレンジいたします。

事前 学習

  • 水力発電の仕組みの概要を理解する。
  • 参考資料から各施設について調べ、事前に質問事項をまとめる。

事後 学習

  • 規模に応じた水力発電のメリット・デメリットを調べる。
  • 様々な発電方法、エネルギーのメリット・デメリットを調べ、未来のエネルギーを考える。